自然が豊かな山形県の郷土料理をご紹介します
郷土料理

自然が豊かな山形県の郷土料理をご紹介します

2018.04.08
山形にはどのような郷土料理があるかご存知ですか。

山形といえばさくらんぼ、米沢牛、銀山温泉などイメージする方が多いのではないかと思います。山形は日本海側に行けば海の幸、奥羽山脈の方に行けば山の幸とどちらも食べることも。

そんな自然の豊かな山形にはどのような郷土料理があるのでしょうか。

当ページでは山形県の郷土料理をご紹介していきます。

野菜たっぷり、山形の「だし」

野菜たっぷり、山形の「だし」
出典:https://www.sirogohan.com/recipe/dasigohan/
みょうがを使った郷土料理として、山形県村山地方に伝わる「だし」があります。 今ではスーパーでも購入することができ、全国的に広く知られた郷土料理です。

だしのポイントはたっぷりの香味野菜。みょうが、大葉、葱などの香味野菜と季節野菜を細かく刻み、醤油や酒と和えたもので、季節によって具材のバリエーションを楽しむことができます。

作り方も簡単ですので、山形以外でも常備菜として冷蔵庫にストックしてある方も多いのではないでしょうか。

ご飯はもちろん、冷奴や蕎麦に薬味として乗せても手軽にたっぷり野菜を摂ることができるので、栄養満点の優れもの。 野菜のザクザクした食感と、みょうがの風味が生きる一品です。

里芋を使った郷土料理「芋煮」

里芋を使った郷土料理「芋煮」
出典:http://rakuten-plass.hateblo.jp/entry/2016/04/03/124850
芋煮は山形県と宮城県に伝わる郷土料理ですが、具材や味付けが異なるのが特徴です。宮城の芋煮は豚肉に味噌ベースの味付け、山形の芋煮は牛肉に醤油ベースの味付けがされています。

今回ご紹介する山形風芋煮は、山形県の村山地方に伝わるものです。しょうゆ、砂糖、酒で味付けし、具材は里芋、牛肉、ねぎ、こんにゃくが定番です。

材料も、牛肉は「米沢牛」、酒は山形の地酒、そして地元の水を使うこだわりがあります。

毎年9月に、山形市の馬見ヶ崎河川敷で「芋煮会」が行われ、巨大な鍋で3万食分の芋煮がふるまわれます。身も心も温まる、現在も地元で非常に人気の高い食べ物です。

日本一の菊を使った「菊なめこ」

日本一の菊を使った「菊なめこ」
出典:https://tabelog.com/yamagata/A0603/A060302/6007718/
山形県の郷土料理。山形県の鮭川村は、市町村別では全国一位を誇るなめたけの産地として知られています。

きのこがたくさんとれると、塩漬けにして保存していました。山形県は、食用菊も日本一の生産地であり、古くから食べられています。

作り方は、なめこを茹でて、塩漬けした菊とワラビは塩抜きをし、細かく切った昆布と混ぜます。しょうゆ、酒、砂糖、みりんをあえて、2~3日おいて味をなじませて完成です。

「南蛮」と呼ばれる唐辛子を混ぜて、「南蛮なめこ」と呼ばれることもあります。

だだちゃ豆で作る「枝豆ご飯」

だだちゃ豆で作る「枝豆ご飯」
出典:http://www.piconet.co.jp/magazine/recipe/206.html
山形県の郷土料理です。枝豆の中でも希少で人気の高いだだちゃ豆の名産地である山形県庄内地方では、古くからだだちゃ豆がよく食べられてきました。

「だだちゃ」とは庄内地方の方言で「お父さん」「親父」という意味です。

その昔、枝豆を藩の当主へと献上したところ、その美味しさに当主が感動して「どこのだだちゃが作った豆だ」と言うようになったことから「だだちゃ豆」と呼ばれるようになったという説があります。

庄内地方を中心として伝わってきた枝豆ご飯は、今日では全国に広がり、だだちゃ豆に限らず枝豆で作られることも多くなっています。

作り方は家庭によって異なりますが、ご飯を炊くときにサヤから取り出した生の枝豆を入れ、だしを効かせた塩または醤油味で炊きます。

炊飯器から立ち上る匂いが食欲を刺激し、子どもからお年寄りまでに幅広く愛されるひと品です。

ダイエットや筋トレをされている方にとってはよく知られていることですが、枝豆はタンパク質が豊富で、食糧難の時代にも重宝されました。

料理に使う際には実だけを使うため、効率的に栄養素を吸収することができます。

山形の郷土料理「納豆汁」

山形の郷土料理「納豆汁」
出典:http://biyori.shizensyokuhin.jp/food/228.html
山形県の郷土料理です。納豆汁を頂くのは、主に冬の寒い時期。日本では1月7日に無病息災を願って七草粥を食べる習慣がありますが、雪深い地域では七草を揃えることができません。

そこで、塩蔵しておいたきのこや、山菜を用いた納豆汁を食べるようになったといわれています。

作り方は、なめこと、里芋やぜんまい、油揚げなどをだし汁で煮ます。味噌を溶かし入れ、仕上げにすり鉢ですりつぶした納豆を混ぜて出来あがりです。たんぱく質が豊富な納豆汁は、冬の栄養分を補うひと品として、昔から親しまれています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「だし」「芋煮」「菊なめこ」「枝豆ご飯」「納豆汁」についてご紹介しました。

郷土料理にはその地方の名産品、特産品などが使われていることが多くあります。また、それらのものを作っている人たちは、自分の土地に強い想いを持っている人が多くいます。

このような強い想いのこもった名産品、特産品、郷土料理など、その土地独自のものを味わって見てはいかがでしょうか。

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